ゲイジのそだてかた 3周目

初心に帰って1周目からの解説記事を書いてみるシリーズ。3周目
正式には Ultimate Vault Hunter モードです。

「2周もクリアしたんならシステムはもう理解しただろ?じゃあこれをやってみな?」
と言わんばかりの高い難易度。

敵のライフとライフ回復量が大幅にアップし、短期決戦で勝負をつけないと弾薬ばかり消費してしまうのが特徴です。死ぬ回数も多くなり弾薬を買うお金も尽きて、ノーマルモードに戻って弾薬を買うなんて屈辱も1度や2度ではありません。
その分スキルや武器の組み合わせがハマり敵をなぎ倒していく時の爽快感は格別!
1周目2周目では味わえなかった楽しさがここにあります。

 

 

3周目に絶対守るべき基本

3周目、クリアまでの時間は20時間ほど。システムを理解すればそう長くないです。
敵は常にこちらのLVより高いため、1~2周目のようにLVを上げての圧勝はできません。
時間をかけるのはLV上げではなく、自分の勝ちパターンを作るための試行錯誤、ということになります。

そのための注意点として挙げられるのが。

  1. 出過ぎないこと
  2. スラグ化すること
  3. 装備はレベルアップの度に見直すこと

以上の3点です。

 

1.出過ぎない

出過ぎないといっても近距離戦をやめろということではありません。
自分の武器と回復量を考えて、敵との安全な距離を把握するということです。
敵の出現場所もだいたい覚えているはずですし、うっかり撃たれて死んだというのを減らしていけば、難しいイメージは払拭されるでしょう。

前に出るのがどうしてもクセになってしまっている人は DAHL 製の武器を使ってみましょう。
DAHL 製の武器は狙ってバースト射撃するとすごく強く、逆にバースト射撃しないと弱いという特徴があります。そのためバースト射撃するためにはきちんと隠れるのが重要になり、隠れて、狙って、撃つという一連の動作が自然と身に付いてくるはずです。

 

2.スラグ化する

3周目からは敵のライフの高さとライフ回復の速さが激しいです。
BANDIT 製あたりのリロードの遅い武器だとリロード中に3割近く回復してる場合もあります。
そしてそれを補うために1・2周目で7秒しかなかったスラグ化時間が15秒と大幅に伸び、スラグ化中のダメージも2倍から3倍へと増えています。
なのでスラグ化させて戦わないと損です。

”スラグ化させ、メイン武器に持ち替えて撃つ”

このクセをつけてください。これからの基本です。
目標はスラグ化させたザコを1マガジンで1人倒すことです。
倒せない場合は狙う場所か属性を変えてみてください。

1人倒せたらリロードか撃ち切るかして弾丸を装填し、次の相手を狙います。
これを繰り返していくうちに自信がついてくると思います。
Captain Flynt クリアまでにはある程度慣れておきたいですね。


このくらい重要!!

 

3.装備はレベルアップの度に見直す

武器とシールドのレベルはレベルアップの度に確認しましょう。
敵のレベルと武器・シールドのレベルが離れると難しくなります。

一番大切なのはレベル。
その次にレアリティ (色) です。
1周目の記事に書いたレアリティについて、3周目だとこの位の価値になります。

白-2 緑±0 青+1 紫+2 金+4

装備品のレベルに上の数字を足した数字を”武器の変え時”の目安として考えると良いです。
例えばレベル60の紫武器なら使うのはレベル62まで。63になったら別の武器に交換。
もったいない気はしますが、割り切らないと弾丸と時間を無駄に消費することに。

残念ですがもう白装備に価値はありません。

 


 

回復方法おさらい

ライフ回復方法は大きく分けて4種類あります。
この中から2つ3つ組み合わせてビルドや作戦に組み込むのが基本。

  1. ヘルス ナウ!を拾う
  2. 回復スキルや Neogenator 等の自然回復装備で回復する
  3. Transfusion グレネードで回復する
  4. Moxxi 武器や Law といった回復武器で攻撃しつつ回復する

 


1.ヘルス ナウ!を拾う


回復量:小
拾った瞬間にライフ最大値の25%回復します。
ドロップが運任せなのでビルドや作戦に組み込むのは無理です。
戦闘が完全に終わってからじゃなく、戦闘の合い間合い間に拾うのが大切。

2.回復スキルや Neogenator 等の自然回復装備で回復する


回復量:小
時間経過とともに回復する、確実な方法です。
Neogenatorディスコードは良いですが、回復しながら銃を撃てないクッキングアップトラブルを当てにするのは危険。
近接ビルド以外では取る必要がなく、保険にするとしても1ポイント振れば十分です。

3.Transfusion グレネードで回復する


回復量:中
自動追尾のグレネードが敵にダメージを与え、戻ってくるライフオーブで回復。
時間差があるのが特徴で、回復量はダメージの33%です。
中距離戦、あるいは敵陣へ突っ込む時の時間差回復としてあらかじめ投げておくとか。
ヤバイ!死にそう!と気付いた時、敵の前に姿を現す事なく回復できる点もポイントです。

グレネードの属性はどんな敵にも100%ダメージが通るスラグショックが便利です。


4.Moxxi 武器や Law といった回復武器で攻撃しつつ回復する


回復量:大
回復量が大きくダメージを与えた瞬間に回復できます。
しかし Moxxi 武器はダメージが低く、これ一本でいくとすぐに弾丸切れを起こします。

Nova シールドや Spike シールドと併用したり、
範囲型グレネードや多目標型グレネードと併用したり、
できるだけ近距離でガンガン攻めつつ回復するのがおススメです。
なので Moxxi 武器をスラグ属性にすると効率良いかな。

「いや Moxxi 武器一本でいくよ」って場合は、別の武器をスラグ属性にして、
Moxxi 武器はショック属性にするのが安定。

別の武器で進みつつ、危なくなった時だけ Moxxi 武器を取り出すのもアリです。
死ぬ確率は上がりますが。


 


 

デストラップがすぐ死ぬ人

言いたいことはとてもよく分かります。
デストラップは2周目までに比べるとあっという間に死にます。

ただ、デストラップがすぐ死ぬから難しすぎる、面白くないというのは間違いです。
3周目には3周目の、デストラップとの新しい付き合い方 (=楽しみ方) がある。という考え方にシフトしてみてください。

2周目まではデストラップに守ってもらっていました。
でも3周目からは違います。一緒に戦うんです。

 


デストラップに守られるわたしじゃなくて、
・・・デストラップを守るわたしになりたい!

 

ということで、

デストラップを召喚する際に守った方が良いルール3つ

※ボス戦除く

1.敵陣地の外では召喚しない

足の速いデストラップを先行させない。ヘイトを集中させないということです。
敵陣地のギリギリ手前で少し待ってみて、ゲイジが狙われたのを確認してから召喚するくらいで良いです。敵陣に突っ込む時もデストラップと同時か少し遅く出ていく程度で。
デストラップだけで先行するのは絶対に無しです。

 

2.ゲイジとデストラップで同じブロックの敵を狙う

今までの2周のクリアで、敵がどこにどのくらい出てくるかはある程度覚えたはず。
たとえば敵の巣窟でひとつの建物から4人出てくるとすれば、その4人をゲイジとデストラップで倒し、倒し終わったら次の建物へ進むのが基本。
ここはデストラップに任せて自分は別の建物へ…なんてのは論外です。

 

3.スラグ化担当は誰か決めておく

メイクイットスパークルでデストラップをスラグ化担当にするか、事前にスラグ属性のグレネードを投げておくか、自分でスラグ化と攻撃を同時にこなすか、なんでも良いですが、スラグ化をきちんとする事が重要です。
そして、自分がスラグ化担当をするならデストラップが戦っている敵もきちんとスラグ化させること。これを忘れてはいけません。

補足:スラグ武器を持ってる敵を最優先で倒すのも重要です!

 


 

スキルの見直し

武器やシールドのLVは適正なのにまだ苦しい場合、スキルを見直してみましょう。
スキル見直しの際のコツをいくつか説明します。

3周目スキル

= ライフ最大値・シールド・被ダメージに関連するスキル
= 属性ダメージに関連するスキル
= 射撃ダメージに関連するスキル

 

まず武器と戦いたい距離を決めます

ビルドの組み立てで一番重要なのは、自分が使いたい武器と戦いたい得意距離です。
使いたい武器と戦いたい距離が決まればシールドが決まります。
(シールドと武器の優先順位は逆でも良いですよ)
武器・距離・シールド、この3つを元にスキルを組み合わせます。

最後にクラスMODとレリックでサポート。
一通り決まった後、一度見直して修正します。

 

クラスMODに引っ張られていませんか?

クラスMODはビルドを組み立てる際の優先順位としては下です。
ここに引っ張られてしまうと、不要なスキルを上げる事になります。
クラスMODのブースト機能は魅力的ですが、無理に合わせる必要はありません。

具体例を出すと、射撃ダメージ目的で Legendary Anarchist を装備したなら
ファイブ ゴリラズには1ポイントも振る必要は無いということです。
「せっかくブーストが付いてるから…」なんて考えは捨てましょう。
メインゲイジのビルド2016は見ないで!恥ずかしい!

まずは武器とシールド、次にスキル、最後にクラスMODとレリックです。

 

クラスMODについてまとめてみました。
クラスMOD再評価

 


 

武器のアクセサリとグリップ

敵との戦いをより有利に進めるためにアクセサリとグリップを選んでみましょう。

アクセサリとは…

1.いろんな種類があり、どれも基本性能+10%くらいの効果をもたらします。
2.ほとんどの武器についています。
3.アクセサリがついている武器にはその名前の頭に接頭語が付きます。

wiki に接頭語一覧が載っていますので、好きなものを吟味してください。
どれが良いか分からない場合は精度が上がるアクセサリが安定です。
何度も書きますが3周目はスラグ化させてから攻撃するのが前提。スラグ化さえきちんとすればダメージは3倍なので、アクセサリで10%ダメージが上がる事よりもきちんと当てる事の方が重要というわけです。

ただし狙ったところ以外に飛ばない JAKOBS 製はこれ以上の精度アップは無駄ですし、他にも武器によっては精度なんか意味ないものもありますから「メーカーの特徴を伸ばす事ができるアクセサリ」を選ぶのも良いと思います。
精度アップ以外を選ぶ場合のおすすめをまとめてみました。


BANDIT

アサルトライフル:Wyld Asss (ダメージ↑・発射速度↑・精度↓)
ピストル:Extendified (マガジンサイズ↑・リロード速度↓)
ショットガン:Drumed (マガジンサイズ↑・発射速度↑・リロード速度↓)
サブマシンガン:Murduring (ダメージ↑)
ロケットランチャー:Roket Pawket (マガジンサイズ↑・リロード速度↓)

DAHL

アサルトライフル:Onslaught (マガジンサイズ↑)
ピストル:Twin (2発同時発射)
サブマシンガン:Stopping (ダメージ↑)
スナイパーライフル:Liquid (安定性↑・精度↓)

HYPERION

ピストル:Win-Win (ダメージ↑)
ショットガン:Social (ダメージ↑・発射速度↑・リロード速度↓)
サブマシンガン:Rightsizing (ダメージ↑)
スナイパーライフル:Resource (マガジンサイズ↑・リロード速度↓)

JAKOBS

アサルトライフル:Horse (安定性↑)
ピストル:Two Fer (2発同時発射)
ショットガン:Rustler’s (散弾+2・発射速度↑・精度↓)
スナイパーライフル:Tumtum (クリティカルダメージ↑・精度↑)

MALIWAN

ピストル:Potent (ダメージ↑)
サブマシンガン:Consummate (ダメージ↑)
スナイパーライフル:Barking (ダメージ↑)
ロケットランチャー:Puissant (ダメージ↑・発射速度↓)

TEDIORE

ピストル:Jam Packed (マガジンサイズ↑)
ショットガン:New and Improved (ダメージ↑・発射速度↑・リロード速度↓)
サブマシンガン:Refill (リロード速度↑・マガジンサイズ↑)
ロケットランチャー:Bonus (マガジンサイズ↑・リロード速度↓)

TORGUE

アサルトライフル:Wild (ダメージ↑・発射速度↑・精度↓)
ピストル:Hard (ダメージ↑)
ショットガン:Sinewy (ダメージ↑・発射速度↑・リロード速度↓)
ロケットランチャー:derp (ダメージ↑・発射速度↓)

VLADOF

アサルトライフル:Rabid (ダメージ↑・発射速度↑・精度↓)
ピストル:Vengeful (発射速度↑)
スナイパーライフル:Gromky (ダメージ↑)
ロケットランチャー:Rugged (ダメージ↑)

グリップとは…

グリップも銃の基本性能全体にいくらかの効果をもたらします。
グリップが JAKOBS 製だとダメージが上がって反動が大きくなるとかメーカーごとに傾向はありますが、純正グリップで揃えた方がバランスが良くなります。
JAKOBS 製の銃には JAKOBS 製のグリップ。
HYPERION 製の銃には HYPERION 製のグリップです。

メーカー別のグリップの見分け方はこちらにまとめられています。
こんな大変なデータをまとめてくれた投稿者様に感謝。

※ロケットランチャーはグリップ以外でも性能が変わるため、無理に覚えなくて良いです。

 


 

LV72に至るまでの4つの方法

おすすめのLV上げポイントをいくつか紹介します。時間と経験値はあくまで目安です。
フレンドと一緒にLV上げするなら Pyro Pete’s Bar がおススメ。
ソロなら断然 Old Slappy ですね。

もっと効率良いのがあれば教えていただけるとありがたいです。


Old Slappy


長所:花火グレネードとスラグ武器だけで良い
短所:再起動がめんどくさい・作業感がすごい
時間:1回2分
経験値:1回1万
ドロップ:イリジウム必ず、青以上の装備

グレネードを2~3個使いますが、補充に行く必要がないくらいにドロップします。
装備変更も不要だし、LV上げだけを考えるならたぶん一番効率良いはず。


Arid Nexus – Badlands にて Skag 狩り


長所:作業だけど飽きない
短所:LVが上がると装備変更が必要・弾丸切れに注意
時間:1周5~7分
経験値:1回2~3万
ドロップ:緑の装備

Rabid Skag 狙いで Skag 出現ポイント7か所を回ります。
Tuby Skag や Legendary Loot Midget が出る可能性があり、ちょっと楽しいです。


Pyro Pete’s Bar


長所:TORGUE トークンが手に入る
短所:LVが上がると装備変更が必要・バグでフリーズしやすい
時間:1回5分
経験値:1回2~3万
ドロップ:TORGUE トークン、イリジウム、アイテムいっぱい

TORGUE トークンが手に入るのが一番のポイントです。
最後まで頑張ったご褒美に Unkempt Harold を買えます。
アイテムドロップが非常に多く、売るのがめんどくさくなるほどです。うれしい!


レッツジェノサイド:スラグ編を利用


長所:ボタン固定で寝れる (?)
短所:Infinity が必要
時間:?
経験値:?
ドロップ:なし

やったことないから詳しく知りませんが動画を見る限りでは
テープ貼るとか重しを乗せるとか、夜セットして朝まで寝れそう。
ただよほどお金に余裕がない限りLV上がった後の装備入手が大変そう。


といろいろおススメしておきながら、作業っぽいのがニガテなとんこつ本人は
ストーリーミッションを何度もリセットして何周も回ってましたが。

 

OP以降の攻略はこちらをどうぞ

ザ・サークル観てきた

11月の映画の中では一番楽しみだったのでさっそく観てきた。

エマ・ワトソンとトム・ハンクスのサスペンス?もの。
映画サイトとかではサスペンス的な紹介されてるけどサスペンス要素は薄め。
ただラブコメじゃないしサクセスストーリーじゃないし勧善懲悪モノでもない。

個人的な印象は “ディストピアSFの一歩手前” って感じ。
一歩手前って意味は、まだ “スカイネット” は開発されてないってことと、時代設定的なことのふたつ。
11月入って女神の見えざる手とセブン・シスターズを見てたから特に楽しめた。

観客はおじいちゃんおばあちゃんしかいなかった。まあ平日だもんね。
ご老人方、本当にこの映画観たくて初日の朝イチで来たの?ってのは思ったけど。
たぶんトム・ハンクスのファンなのかな。

 


ザ・サークル ★★★★★ 90点

この映画の一番良かったポイントは僕たちが実際に既に足を突っ込んでしまってる大きな問題に警鐘を鳴らしているけど、どの考えも礼賛してないところ。
考え方の対比が面白くどの立場の人が観ても問題ないから安心して観に行って良いよ。

 

「今度食事しよう、あとでメールするね」って言う彼女
「今会ってるんだから、今決めれば良いのに」って言う彼氏

キモいリア充たちが根掘り葉掘りプライバシーを聞いてくるウザさ
そのリア充たちに秘密を打ち明けたからこそ現れる救世主

みんなの力がひとつになれば素晴らしい事が成し遂げられるし
大衆が集まるとやっぱりクソな事しかしない

大企業が力を持てば持つほど消費者の生活が豊かになるし救える命が増えるってシーンがあって
ひとつの企業に力を持たせすぎるのは社会主義の礼賛で危険ってシーンがある

サークル社に命を救われる女性がいて
サークル社に命を奪われる男性がいる

 

映画の中で誰のことも否定も肯定もしない。
どれもが本当のことで、どれが正しいってことはない。
その中からひとつだけを切り取って意見を言いたい人は言えば良い。
登場人物だって誰も僕らに意見を押し付けない。

敵 (?) に対しても
「最初に考えたものとは変わってきてるから変えなきゃ」って程度。

なのにちゃんと映画として成り立ってる。このバランス感覚が良いね。

 

あとは、内容がディストピアSFの一歩手前なのに
エンディング曲は “きぼう” って感じですごい良かった。

Spotify で検索したらあった。 Jonsi の Simple Gifts って曲。
Spotify は邦楽以外は大抵あるけど、月額980円のプレミアムになるか悩みどころ。
今回はamazonで250円のmp3版買っといた。


タイトルで検索すれば Youtube にもあるじゃんか

 


ここから蛇足レビュー

 

レビューサイトでは
「エンディングが気に入らないからクソ」ってレビューが多くてびっくり。
あのエンディングはあれで良かったと思うよ。
あれ以上、一言でもあれば完全な蛇足になる。

便利さへの進化は絶対に止められない。
誰が正しいとか決めても意味がない。
声を上げたとしても我々は傍観者にしかなれない。
エンディングが気に入らなかった人は、その傍観者気分を体験させてくれたと考えれば良いんじゃない?

 

2016年のトランプ出現以降、世界と映画は大きく変わった。
イギリスがユーロ離脱するって決まったし、ヨーロッパのテロも増えたし、世界が右傾化して分断するという懸念が少しずつ増してきて「ズートピア」のようなメッセージ色の強い作品が注目されるようになった。
社会情勢によって映画も流行や作風が変わるのは当然だから良いよ。
冷戦が無ければ007もミッション:インポッシブルもターミネーターも無かったんだし。

ただ正直ちょっと、ここ最近の “隠されたメッセージ感” に飽きがきてたのはあった。
なので今回のザ・サークルくらい薄めてくれるとすごく助かる。
我々は選択する責任があるとか、誰が正しくて誰が間違ってるとか、そういう事を言わない作品は今後増えると思う。

 

あとケータイのメールやSNSの発言が空間にポンと出てくる演出。
初めて見たのは相当昔、たしか「抱きたいカンケイ」だったと思う。
ナタリー・ポートマンと「バタフライ・エフェクト」のアシュトン・カッチャーがひたすらセックスしてるラブコメ。
このケータイの演出、流行ると思ったけど意外と流行らないのよね。

今回のザ・サークルではふんだんに使われてて満足した。
映画だけじゃなくて漫画とかさ、吹き出しとモノローグの四角枠以外でこういう演出がもっと出ても良いと思うんだ。

 

 

2017/11/10 84.9kg
BGM Jonsi “Simple Gifts”
11月の目標は80.7kg、、、頑張らなきゃ