スタバちゃんの最終回スペシャル!

観た!観た?スタバちゃんの最終回スペシャル!

今回は女王イクリプサを退位させて怪物たちも皆殺しにしたいミーナ率いる巨大騎士軍団がミューニの街を襲ってきて…
魔法も物理攻撃も全く効かない(イクリプサの暗黒魔法だけは効くけど破壊力がすごすぎて街も滅ぶ)巨大騎士軍団にどうやって立ち向かうのか!?スターはミューニの街や愛する人たちを守れるのか?
という内容。

 

イクリプサ登場以降は、なくならない偏見や差別についての問題がメインテーマにあって、こういうのアニメでやっちゃうあたりさすがアメリカだなぁと感心した。
それを説経臭くならずに毎回面白おかしくおちゃらけしつつ伏線張りつつ、後半にかけて張ってきた伏線をバタバタバタっと回収していくのもすごい。

最後のみんなで力を合わせてっていうシーンも感動するね。
スターの選択をママやイクリプサ含め、過去の女王たち全員が尊重して協力したのも良かった。

 

エンディングは、、表面的にはスターとマルコが一緒になれて良かった。なんだろうけど、あれだけ偏見や差別や領土問題を描いておいて、これからミューニ人と地球人が一緒に暮らします!ってのは無理があると思うんだよなぁ。
「スターたちが抱えてる問題はアニメだけの問題じゃないんだよ」と気付かせるためにあのエンディングにしたのかな。

スターのハチャメチャな生活はこれからも続くよ!

と、良いように解釈しておくしかないね。

 

まあでも総評として良いアニメだった。
後半はテーマが大き過ぎるのと、現実の僕らにも関係ある問題なのでスターの選択もエンディングも賛否あると思うけど。でも時代を反映してて良かった。
登場人物がみんな生き生きしてたし、別れたり付き合ったりとかも現実っぽかったし。

ダロン・ネフシー監督の次回作に期待!