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叛逆の物語観てきた

今週は

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
IT ~それが見えたら終わり~
ローガン・ラッキー

の3本。

何気なくキネマ旬報シアターのホームページ開いたらやってるじゃん?観に行っちゃったよ。
魔法少女まどか☆マギカを初めて見たのが2015年で、叛逆の物語も観た事なかったからちょっと感激。

それでこのキネマ旬報シアターが昔の映画館を思い出す、造りの古さ。すごい。
映画関連の本やキネマ旬報のバックナンバー、古い映画のパンフレットなどなど。ちょっとした映画の資料館的な役割もあるし、これは通いたい映画館ですわ。

なによりもスクリーンの後部席から入るのが懐かしくて感動。
シネコンだとスクリーンの真下最前席から入って階段上るじゃん。
それと真ん中に通路があるのも超懐かしい。
昔の映画フィルムは可燃性が高いから、火災対策で通路と出口が多いんだよね。
そうそう、シネコンが出てくるまでの映画館ってこうだったよなあ~

 


劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 ★★★★ 70点

ほむらちゃん屈折してたなあ~
マミさん強くてびっくりした。
杏子ちゃん同学年だったのか。マミさんと同じくらいかと思ってた。

大好きな杏子ちゃんが全然活躍しなかったのは残念だったけど、あの独特の世界観と「この後どうなるんだろう?」っていうドキドキ感が楽しかった。
時間を止めた後の演出も、定番の無音の世界じゃなくてゼンマイ仕掛けみたいな音が聞こえてくるのも良かった。

まだ1回しか観てないからかもしらんけど、分からん部分があって残念。
あれはソウルジェムの中の、ほむらの想像した世界で、登場人物たちもほむらの空想の産物なわけじゃない?
しかもそのソウルジェムはキュゥべぇに利用されてて「円環の理から完全に遮断されたソウルジェムが濁り切った時どうなるか」の実験中だったわけじゃない?
それなのに、さやかとなぎさが “円環の理” のお手伝い的な役割を持ってたのはなんでだろう?
彼女たちは空想の産物だし、完全に遮断されてたんじゃないの?

何回か観れば分かるようになるのかな。
ああ、劇場版の前編・後編を観てないから?
ブルーレイ買ってみようかな。

 

さて、ヤフオクで買ってたこれを開封する時がやってきたぞ!

 


IT ~それが見えたら終わり~ ★★★ 45点

これは評価が難しい!
スティーブン・キング原作だけあって、最後ちゃんとしめてくれてる。
投げっぱなしのさ、、、、たとえば有名どころでいうと
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」とか「パラノーマル・アクティビティ」とかの
「どうだ!お前らが推理する余地を残してやったぞ!」みたいな。
いやいやいや、設定考えるの面倒になって投げっぱなしただけじゃん。みたいな。
ああいう最後ではないので、ホラーだけど観終わったあと不愉快さは残らない。

楽しかったところは、
最近のお化け屋敷によくある「追いかけられる怖さ」がすごくよく表現されてた。
ハアハア走っていつまでも逃げるとかじゃなくて、うわっ!来たよ!ヤベエ!って感じ。
「先生来た!」に近い感じの、短距離を走って逃げる怖さね。
これが何度かあってすごい楽しい。
適度にグロいのもあってまあ良かったかな。絵が怖いとかね。
子供の頃ってたしかに画家の絵とか意味不明で怖かった気がする。

ただ、ストーリー進行がすっごく遅い。
その進行の遅さのせいで、怖いシーンが少ないとか「ストーリーに全く関わらないこの人たちのシーンが本当に必要なの?カットしてよ」っていうのが目立つ。
あとポッチャリが無敵。

65点くらいかな~

と思ってたら、最後の最後で「続く」ってさ。
「え?うそ?続編やんの?じゃああの無駄な奴らのシーンは今後への布石?」
と、納得したけど、でもたぶんもう観に行かないと思った。
これでマイナス10点。

あと月曜日の夕方に観たんだけど、高校生がめちゃくちゃ多い。
映画の上映時間中も至る所でずっとひそひそ話してんのよ。
でもこの映画に限っては “IT” がひそひそ声で話しかけてくるシーンが多くて、
「やべえ、真後ろの席にも両隣の席にも “IT” がいる気がする」と錯覚してしまうほど。
彼らのおかげで臨場感が増して怖かった。
だから月曜の夕方、高校生達と一緒に観なければ怖くなかったかもしれない。
これでマイナス10点。

というわけで合計45点。

 

スタンド・バイ・ミーの雰囲気に近かったから、あれ好きな人は観る価値あると思う。
古い時代のアメリカの田舎町とか、子供たちだけの冒険で、出てくる大人は基本クズとか、
ちょっと年上の不良どもが年下の子供相手に本気でいじめにくるとか。あの世界観。
あえて近くしてるんだろうけど。
あの世界観はホント良かったね。

 


ローガン・ラッキー ★★★★★ 80点

オーシャンズシリーズのソダーバーグ監督作品。
オーシャンズみたいに一流の詐欺師や泥棒や悪人たちが集まって強盗するんじゃなくて、
アメリカの田舎のダメなオッサン達が今できることを駆使して頭使って強盗する。
銃撃戦も爆破シーンも無い。スマートな頭脳プレーも無いし、ハイテクを駆使して敵の目をかいくぐって泥棒に入るわけでもない。けっこう地味。
でも、だからこそ面白い。
こんなダメなオッサン達が強盗を成功させられるわけないから、
いつ捕まるのかとハラハラドキドキしっぱなし。
ああもうだめだ、ほら警備員来ちゃった!早く隠れて!ってずっと心配させられる。

オーシャンズは、フランク役のバーニー・マックが亡くなった時にソダー・バーグが
「あのメンツだからこそ撮影できた。一人でも欠けるなら続編は撮らない」と言ったのもあるけど
それよりもライナス (マット・デイモン) の父親があまりにも強過ぎるから、続編作ったところで観客は「どうせ最強の父親が助けてくれるんだろ」ってなって、緊張感が薄れちゃうのが目に見えてるから作れないんじゃないかという懸念もあった。
そういう意味でダメなオッサン達が集まってる今回のはすごく良かった。

 

主人公のローガン弟を演じたのが
STAR WARS フォースの覚醒 でカイロ・レン役のアダム・ドライバー。
このローガン弟は左手が義手って設定。
義手が特にストーリーに大きく絡まないこともあって、
ひょっとしたら監督たちが悪ふざけで

「なあアダム、 STARWARS ではもうどっちかの手を切断されたのかい?」
「え、してませんよ」
「アナキンもルークも右手だからカイロ・レンも右手だろうなぁ」
「知りませんし、知ってても言えませんよ」
「そうか、じゃあオマージュってことで左手でいいか。俺たちが義手の演技の練習させてやるから」
「えええ、、、」

というやり取りがあったかもしれない。
なんて想像してしまって、、ちょっとおかしかった。

 

あとはローガン兄の娘役の女の子が超カワイイ。
こんな「パパ大好き!」な娘がいたら毎日楽しいだろうなあ。

 

 

2017/11/23 83.4kg
やっと次のフィールドが見えてきた感じ

ザ・サークル観てきた

11月の映画の中では一番楽しみだったのでさっそく観てきた。

エマ・ワトソンとトム・ハンクスのサスペンス?もの。
映画サイトとかではサスペンス的な紹介されてるけどサスペンス要素は薄め。
ただラブコメじゃないしサクセスストーリーじゃないし勧善懲悪モノでもない。

個人的な印象は “ディストピアSFの一歩手前” って感じ。
一歩手前って意味は、まだ “スカイネット” は開発されてないってことと、時代設定的なことのふたつ。
11月入って女神の見えざる手とセブン・シスターズを見てたから特に楽しめた。

観客はおじいちゃんおばあちゃんしかいなかった。まあ平日だもんね。
ご老人方、本当にこの映画観たくて初日の朝イチで来たの?ってのは思ったけど。
たぶんトム・ハンクスのファンなのかな。

 


ザ・サークル ★★★★★ 90点

この映画の一番良かったポイントは僕たちが実際に既に足を突っ込んでしまってる大きな問題に警鐘を鳴らしているけど、どの考えも礼賛してないところ。
考え方の対比が面白くどの立場の人が観ても問題ないから安心して観に行って良いよ。

 

「今度食事しよう、あとでメールするね」って言う彼女
「今会ってるんだから、今決めれば良いのに」って言う彼氏

キモいリア充たちが根掘り葉掘りプライバシーを聞いてくるウザさ
そのリア充たちに秘密を打ち明けたからこそ現れる救世主

みんなの力がひとつになれば素晴らしい事が成し遂げられるし
大衆が集まるとやっぱりクソな事しかしない

大企業が力を持てば持つほど消費者の生活が豊かになるし救える命が増えるってシーンがあって
ひとつの企業に力を持たせすぎるのは社会主義の礼賛で危険ってシーンがある

サークル社に命を救われる女性がいて
サークル社に命を奪われる男性がいる

 

映画の中で誰のことも否定も肯定もしない。
どれもが本当のことで、どれが正しいってことはない。
その中からひとつだけを切り取って意見を言いたい人は言えば良い。
登場人物だって誰も僕らに意見を押し付けない。

敵 (?) に対しても
「最初に考えたものとは変わってきてるから変えなきゃ」って程度。

なのにちゃんと映画として成り立ってる。このバランス感覚が良いね。

 

あとは、内容がディストピアSFの一歩手前なのに
エンディング曲は “きぼう” って感じですごい良かった。

Spotify で検索したらあった。 Jonsi の Simple Gifts って曲。
Spotify は邦楽以外は大抵あるけど、月額980円のプレミアムになるか悩みどころ。
今回はamazonで250円のmp3版買っといた。


タイトルで検索すれば Youtube にもあるじゃんか

 


ここから蛇足レビュー

 

レビューサイトでは
「エンディングが気に入らないからクソ」ってレビューが多くてびっくり。
あのエンディングはあれで良かったと思うよ。
あれ以上、一言でもあれば完全な蛇足になる。

便利さへの進化は絶対に止められない。
誰が正しいとか決めても意味がない。
声を上げたとしても我々は傍観者にしかなれない。
エンディングが気に入らなかった人は、その傍観者気分を体験させてくれたと考えれば良いんじゃない?

 

2016年のトランプ出現以降、世界と映画は大きく変わった。
イギリスがユーロ離脱するって決まったし、ヨーロッパのテロも増えたし、世界が右傾化して分断するという懸念が少しずつ増してきて「ズートピア」のようなメッセージ色の強い作品が注目されるようになった。
社会情勢によって映画も流行や作風が変わるのは当然だから良いよ。
冷戦が無ければ007もミッション:インポッシブルもターミネーターも無かったんだし。

ただ正直ちょっと、ここ最近の “隠されたメッセージ感” に飽きがきてたのはあった。
なので今回のザ・サークルくらい薄めてくれるとすごく助かる。
我々は選択する責任があるとか、誰が正しくて誰が間違ってるとか、そういう事を言わない作品は今後増えると思う。

 

あとケータイのメールやSNSの発言が空間にポンと出てくる演出。
初めて見たのは相当昔、たしか「抱きたいカンケイ」だったと思う。
ナタリー・ポートマンと「バタフライ・エフェクト」のアシュトン・カッチャーがひたすらセックスしてるラブコメ。
このケータイの演出、流行ると思ったけど意外と流行らないのよね。

今回のザ・サークルではふんだんに使われてて満足した。
映画だけじゃなくて漫画とかさ、吹き出しとモノローグの四角枠以外でこういう演出がもっと出ても良いと思うんだ。

 

 

2017/11/10 84.9kg
BGM Jonsi “Simple Gifts”
11月の目標は80.7kg、、、頑張らなきゃ

最高のディストピア体験!

シンクロナイズドモンスターとセブン・シスターズ観てきた。
シンクロナイズドモンスターは11月3日、公開初日の朝イチに行ったところなんと99%、いやもうほぼ100%男性客でびっくり。カップルが2~3組しかいなかった。
アン・ハサウェイのファンって女性ばっかだと思ってたわ。

セブン・シスターズのシネマカリテは初めて行った。
天井低くて壁ギリギリまで客席だから、一番後ろじゃなくド真ん中あたりが一番良い席だろうね。

でもってレビュー

 


シンクロナイズドモンスター ★★ 35点

なんの映画だったのかいまいちよく分からなかった。
ラブコメを期待して行ったのだけどラブコメじゃなかった。
じゃあ人間ドラマ的な心の成長や葛藤がテーマかというとそれも違う。
主人公グロリアが彼氏に「出ていけ」って言われた理由が理解できただろうシーンはあって、たぶん心の成長はあったんだろうけど。
かなり好意的に解釈すると、あの敵は過去の自分の象徴なんだろうけど。
でもやっぱ違う

怪獣が街を壊すとか人間を踏み潰すシーンとかは想像におまかせしますって表現。
だから怪獣モノってわけでも無い。

セブン・シスターズのために映画館を移動する必要があったからエンドロール全部は見てないんだけどさ、特に何もなかったんでしょ?

ただし、アン・ハサウェイが相変わらず魅力的ですっごく可愛い。
これは保証付き。めちゃ可愛い。ファンはそのためだけに出かける価値あり。

 


セブン・シスターズ ★★★★★ 93点

これこれ!こういう映画を見たかったんだよ!
上映館数少なすぎでしょ。配給会社は儲けるチャンスを逃したね。
てか、観れない地域の人かわいそう。

スタッフもキャストもヨーロッパ (北欧) の映画で、邦画とも洋画とも違う全く新しい体験。

世界設定も普通のSFは「オレが考えたのはこういう設定だから」で済ませてるところを、人口爆発・環境破壊・食糧危機・管理社会等の問題によってこの世界が存在する、つまり「現在の我々の世界の延長線上に本当にあるかもしれない」という設定なのがさすが北欧っぽい。それでいて説教臭さやメッセージ臭さを感じることはなく、ひとつのSF作品として仕上がってる。
登場人物やこの世界が抱える問題について「考えたい人は考えれば良い」程度の含みに留めて終わってるのも良い点。

ストーリーはかなり良かった。ここが良かったあそこが良かったと書きたいけど、1つ1つがネタバレになるから書けない。どこを切り取っても見逃せないストーリーになってた。

アクションもすごいスタイリッシュ。手抜き無し。
格闘も射撃も見たいものをちゃんと見せてくれる感じ。
映画でいうならワイルドスピードとか、マンガでいうなら鳥山明っぽいといえば伝わるかな。ドカーンでごまかさない、何が起きてるかちゃんとわかる系。

ガジェットも良かった。見たことも想像したこともないのに本当に将来出てきそうな、あると便利なツールがいっぱい。”金曜日”がメカ担当としてガジェット類を活用しまくってくれたから、より深く世界を楽しめた。

1人7役についても、映画を普通に観終わって帰りの電車の中で反すうしてたら「あれ?よく考えたらあの7人姉妹全員同じ人だった?ウソでしょ?」ってなった。
たぶん言われないと気付かない人がいるかもしれない。顔が似てる別人が演技してるんでしょ?もしくは7人で演技して顔だけCG合成したんでしょ?てくらい別人。
1人7役とか意識することなく違和感なく映画を観終わるから、そういうのが苦手な人でも大丈夫。

欲を言えば7つ子達の掛け合いとか子供時代のエピソードをもっと見たかったかなあ。
でも特定の曜日の子供時代を出しすぎると展開を邪推されるから無理だったのかも。

そんな感じで今のところ下半期ナンバーワンの映画でした。
公式サイトにある日本語版の予告編は観ない事を推奨します。余計なシーンを見せすぎ。

 

来週はエマ・ワトソンとトム・ハンクスのザ・サークルだ!

 

 

2017/11/04 85.4kg
BGM Syd Matters “Obstacles”
わかってる!増えてる!コントロールしますってば!

ファーストデイ満喫

月に一度のお楽しみ!ファーストデイ!映画観てきたよ!
ブレードランナー2049・女神の見えざる手・アトミックブロンドの3つ。
待ち時間も含めて10時から18時まで映画館にいる幸せ!

ただし今回は映画のチョイスがまずかった。
真面目に見なきゃいけないのは女神の見えざる手だけだと思ってたのに、
ふたを開けてみたら3作ともかなり頭使う作品で、正直疲れた・・・。
というわけでレビューしてみる。

 


ブレードランナー2049 ★★ 35点

言いづらいなあ・・・。

もうね、こういう世界観大好きなのよ。
でもね、前作からのファンの方とかごめんなさい。
えとね、この世界、見飽きた。

マトリックスや攻殻機動隊の世界観はブレードランナーが一番最初だ!みたいなこと書いてるサイトとかあるじゃん。そっか、すごいのは分かった。
でもさ、もう見飽きてるから。新しい世界を紹介してよって感じ。
人間じゃない奴らの方が人間らしいとか、そのネタも見飽きたよ。

仮想現実と現実の組み合わせというか、かぎりなく3次元に近い2次元の買春シーンは良かった。将来ああいう性サービスは本当に出るかもしれないね。
ただやっぱり

もっとあの世界に住んでる感を出して、体験させてほしかった。

不完全燃焼。163分は長すぎる。お尻痛い。足伸ばしたい。

 


女神の見えざる手 ★★★★ 70点

たまたまプレミアスクリーンだったから足も伸ばせて助かった。
超スゴ腕花形ロビイストの主人公が銃規制法案賛成派の会社で活躍する話。
倫理観とか欠如してて、勝つためにはなんでもする主人公。
なんでもするというのは本当になんでもする。そのスゴ腕っぷりが楽しい。

ロビー活動といえば子供の頃にエディー・マーフィーの「ホワイトハウス狂奏曲」で初めてその存在を知って、そんな世界もあるんだろうけどまあ僕らには関係ないと思ってたけど。
2011年の震災以降は日本でも露骨になってきて、あらゆるメディアから情報を入手して取捨選択しなきゃいけない時代になってる。
そんな中で、情報ってこうやって作られるんだ~と勉強にもなる作品だった。

 

この映画関係ないけど、日本では「朝は脳の栄養のために糖分 (炭水化物) を取りなさい」って言うのに、ディスカバリーチャンネルではベア・グリルス兄貴が「脳の主成分は脂肪だから朝は脂肪を取らなきゃだめだ」って言うんだよね。
業界の勢力図で国ごとに変わるんだなあって思った。おもしろいね。

 


アトミックブロンド ★★★★★ 85点

10月の映画の中ではナンバーワンだった。かなり面白い。
予告編で損してると思ったから、今ここでみんなの懸念を振り払うよ。

1.シャーリーズ・セロンは相変わらず美人だった。心配無用だよ!
2.スパイものだけど007みたいなヒーロースパイじゃなくて頭使う系だよ!

頭使うの3本連続だったから疲れてたのと、ぼーっと楽しめるのを期待してたから、最後のネタバラシのシーンでちょっとついていけなかった部分があって残念だった。途中、明らかにもう1回観た方が良いなあと思ってたもん。

 

なので、これから観る人のためにちょっとだけ書きます。
MI6 (イギリス) のスパイ、シャーリーズ・セロンがミッションで東ドイツに潜入。
ミッションはスパイ映画ではよくある

1. “スパイの名前が載ったリスト” が奪われたから探してこい。
2.二重スパイがどこかにいるかもしれないから、もしいたら殺して良い。

というもので、二重スパイのヒントはどうやら物語の序盤から隠れてるっぽい。
なのに二重スパイの話が出るのはストーリーの途中から。

つまり二重スパイの話を聞いた時点でもうすでに観客は製作者側に欺かれてる。
これに加えて「シャーリーズ・セロンかっこいいなあ~、アクションしてるとこもっと観たい~」なんて気を取られてると二重スパイのヒントをどんどん見逃しちゃうことになる。

という感じで、
予告編だけ見て「これあんまり…」って人は、全然内容違うから!
映画館行ってみて!

 

そういやセブン・シスターズ観てないや。
週末新宿行ってこよ。

 

 

2017/11/01 85.1kg
BGM Ludacris “Rest Of My Life”
昨日油断してカレー食べたらきっちり増えてる・・・

バリーシール観てきた

ダグ・リーマン信者としては公開初日に行きたいけど、実話系だしそんな面白そうでもないから11月ファーストデイまで待ってからかな~、、、とか思って無視してた本作。
今朝突然LINEで1100円のクーポンが来たから行ってきた。

 

で、感想は、、ぼちぼち。60点。
主人公が犯罪で成功&転落する映画は好きじゃない。
でも飛行機で世界を自由に飛びまわるのとか楽しそうだなあ~。
あと儲かりすぎて困るってのも楽しかった。

麻薬の運び屋も、同じ状況で断れる人ってそういないんじゃない?
コカイン1kgあたり20万円くれる、しかも自分にはCIAから支給された最新のスペシャルな飛行機があって、北米~中南米間はまるで庭のような、ドライブ感覚で行って帰ってくる程度の場所。
そしたら自分のことを神か何かと勘違いしてやっちゃっても不思議ではない気がする。
(ま、そもそも麻薬王に拉致されてるんだから断るという選択肢は無いんだけどね)

トム・クルーズ好きからするとめっちゃ楽しい映画だと思う。
ミッション・インポッシブル以降トレードマークになってるニヤケ顔だけじゃなく、本気で驚いたり困ったり悩んだりしてるトムが観れるよ。
周りのお客さんも女性ばっかでした。
女性ばっかなのは平日だったから仕方ないのか??

 

 

2017/10/27 85.5kg
BGM miwa “We are the light”
10月の目標達成!ブログにやせないと書くと次の日やせるジンクスができたぞ。
アディショナルタイムで11月分をプールしておきたいところ。