Netflix 入ってみました

愛の不時着ってドラマが面白いらしいと姉から聞いて、試しに検索してみたんですよ。
そしたらどうやら Netflix 限定ドラマらしく、姉から聞いたあらすじはこんな感じ。

韓国の女社長がスカイダイビング中の事故で北朝鮮に飛んでいってしまう。
そこで出会った兵士に助けられて、なんやかんやあって恋愛に発展する。

なにこのあらすじ。
もうこの1行目で観るでしょ。
Netflix といえばストレンジャーシングスとか話題のアメリカドラマ (しかもオリジナル番組) が多いやつじゃん?そこで韓流やってるのが意外!しかも韓国の女社長が北朝鮮に不時着して恋愛ってwまさに有料で観る価値がありそう!

というわけでお試し契約してみました。

今のところ3本観たのでレビュー。

 


愛の不時着★★★★★ 90点

これはね、本当に良かったです。

まずもう設定からしてありえない話だし、さらに主人公が国境線を走って逃げてた時も北朝鮮の軍人が全員サボってたから見つからなかったとか、ありえない展開だらけ。
でもね、それが呆れてしまうありえなさじゃなくて。
たとえば軍人のサボり方も、1人はチェ・ジウが大好きで隠れて韓流ドラマを観てたから。1人は入隊して半年の新人で母親からの手紙を読んで泣いてたから。そんな感じで舞台が北朝鮮って設定なのにコメディ要素が強くて次は何が起こるんだ?と気になる内容でした。

 

北朝鮮での生活はギャップがすごくて面白いし、使われてる隠語もトリビアっぽく「へえ~」となります。
主人公を助けてくれる軍人たちも実直な中隊長・イケメン・屁理屈屋・韓流好き・新人とそれぞれのキャラが立っていて、しかも彼らのおかげでピンチを切り抜けられたりキャラごとに見せ場があって「脇役!ハイ終わり!」的な扱いじゃないのも良いです。うまく効いてます。

 

前半は主人公の女社長が北朝鮮からあらゆる手段で逃げ出そうとする話で、
これが本当に難しくて将校クラスの軍人が味方なのに出れないんですよね。
さらに韓国ドラマのお家芸である金持ちの跡取り騒動も重なって、主人公の兄弟達は主人公が北朝鮮から帰ってこないように裏工作してくるからますます大変に。

後半になってようやく韓国に帰れるんだけど、なんやかんやあって北朝鮮の軍人たちが主人公のボディガードをする展開になります。

 

そしたら、前半は主人公が北朝鮮の生活に「マジかこれ・・・」と驚いてたものが
後半に北朝鮮の軍人たちが韓国を見て「マジかこれ・・・」と驚くのも良かったですね。

前述の屁理屈屋が「南朝鮮のやつら、俺たちが来たから見栄を張って車を多めに走らせてるな」と推理して、仲間の軍人達もうなずいてるとか。
彼らの服装もどこのド田舎から来たの?って服で、怪しまれないために急いで服屋に入るんだけど物価が高過ぎてビビって買えないとか。

 

そんな感じでシリアスな展開でもちゃんとコメディしてて楽しく観れました。
続きが気になるからイッキに観ちゃって、16話を2日で観終わりました。

カルチャーギャップって、行くのと来るのとで2回美味しいからテーマとしてはかなり面白いですよね。
クロコダイルダンディーとかね。

 


梨泰院クラス 20点

出た!僕がニガテな復讐モノ!

 

大都市ソウルの中でもひと際ホットな街で、小さな飲み屋を開店させた前科者の青年とその仲間たち。成功をつかむため、大物相手に無謀ともいえる戦いを仕掛ける。

 

この説明読んで、誰が全編ドロドロの復讐モノだと思う!?
池袋ウエストゲートパークみたいな青春モノかと思うじゃない!?
完全にだまされましたわ。

1話観ちゃったから最後まで観たけども。
やっぱり復讐モノは好きじゃあないという結論に。

 

基本的に勧善懲悪の話は大好きなんですよ。
暴れん坊将軍とかタランティーノ作品とかね。
ドラマだと中国の後宮でのし上がっていくストーリーも好きです。
でもね、韓国ドラマの復讐モノだけは好きじゃあない。

 

なぜなのかをちょっと考えてみたんですが、、、

韓国の復讐ドラマって、敵は財閥のトップで警察も自由に動かせるほどの権力者。
それと戦う主人公は何も持たない青年か若い女性。
後々実は財閥の関係者だったとかで正当な戦う理由が出てくるけど、基本的に弱くて最終話の逆転タイムまでやられっぱなし。

つまり、敵がとにかく強過ぎる。

敵が強いのは倒す楽しみになると言う人もいるでしょうが、16話中15話まで敵が笑ってるというのは苦行です。
しかも敵のやり口が結構えげつないんですよね。

梨泰院クラスの話だと、
転校先でいじめが行われててそれを注意したら殴られたので殴り返す主人公。
実はいじめ犯は大企業の社長の息子で、主人公は退学に。親父も会社をクビになる。
退学になっちゃったけど父さんと頑張るわって矢先に、いじめ犯が主人公の親父をひき殺す。
警察は犯人を隠ぺいして別の人間を犯人に。しかも「犯人は謝ってるから許してやれ」と。
いじめ犯のアイツが真犯人だと知り殴りに行くと、警察が来て主人公は刑務所行き。

 

これ無理じゃね?

って普通に思っちゃいます。

この状態で観続けるストレスと言ったらもう。

 

あと敵の最後も気になるんですよねえ。

頑張って敵を倒しました。さあ、どうする?
ってここがスッキリしないと勧善懲悪として納得できないんですが。

タランティーノ作品:普通に撃ち殺す。もしくは殴り殺す。とにかく殺す。

暴れん坊将軍:お庭番が成敗。めでたしめでたしと思いをはせる今日の吉宗であった。

中国後宮もの:敵は毒を飲んで自殺。もしくは皇帝が敵の役職を剥奪して追放する。つまり社会的にも実際にもほぼ死刑。

韓国ドラマ:敵が謝罪。

 

えええ!?

期待してたものと違う・・・。
でも韓国ドラマの復讐モノって大抵こうなるでしょ。

日本のサスペンスドラマを見習ってほしい・・・。
敵さんは最後のシーンで崖の上に行ってよ・・・。
お前が死ぬところを観るために今まで我慢してきたんだよ?

やった!死んだ!バンザーイ!ってやりたいじゃん。

 

デス・プルーフの最後のシーン。
これが復讐モノや勧善懲悪モノの最高の終わり方だと思うんですけど!
手を叩いて大爆笑したいんですけど!

 


アルハンブラ宮殿の思い出★★ 35点

Netflix 公式の Youtube 予告編が無い・・・。

1話のあらすじとしては、、
主人公はスペインに出張中のIT会社社長。
ARゲームの売り込みの電話がかかってきて、サンプルを見る限りかなり品質が良さそうなので契約しにグラナダまで向かう。しかし開発者は現れず、ライバル会社の社長もそのゲームを狙っていることが分かり・・・。

という感じ。
最初の1話は作りが丁寧だしスペインの景色もきれいだし、これから何が起こるんだと期待が膨らむ展開。主人公とヒロインの出会いもドタバタラブコメ的でめっちゃくちゃ面白いです。
3話の一番最後で話が急展開して「おいちょっと待てよ!」と一気に引き込まれます。
その後も前半10話くらいまではけっこうハラハラしながら観れます。

でも11話以降がめっっっっっっっっっちゃ間延びしてて、さらに終盤には韓国ドラマお得意の “金持ちのお家騒動” が始まってしまいかなりひどい内容に。
ゲーム内で死んだら現実世界でも死ぬっていうのはよくある設定なので、韓国ドラマっぽさを無理矢理に演出したのかなと感じました。
終盤の元奥さんが絡む話は完全に蛇足だし、そもそもバツ2の設定も要らない。
元奥さんなんか全16話中、13話か14話あたりまで出番ないですからね。

ゲームのシーンも、前半はクエスト攻略とかARを利用したゲーム世界とか楽しかったけど中盤以降はレベル上げがメイン。謎解きも大したことないし、新しいアイデアが何も出てこないのが残念。

こんな顔で観てました・・・。

あと、このドラマは倒置法の展開がかなり多くて疲れました。
毎回エピソードのはじめから15分くらいは時系列がバラバラなんです。
普通に “これまでのあらすじは” って始め方で良いと思うんですが、監督のこだわりなんでしょうか。

ということで、後半に行くにつれて評価が下がるドラマでした。
前半は80点。後半は10点。
たぶん内容を切り詰めて9話くらいで終わらせれば良いドラマになったと思います。

 

 

 

 

 

ネタバレ

たぶん疑問に思ってる人多いと思われるラストの解釈。

最終話で主人公がバグとして消されるのはたぶん
「決闘で死んだら現実でも死ぬ」じゃなくて「ゲーム内で死んだら現実でも死ぬ」のがあのゲーム最大のバグなんだと思う。
シティーハンターや教授は誰とも決闘してないのに死んだし。

そう考えると、主人公は一番最初の石像戦で既に死んでる。
なのに生きてるから全部のバグを消すって段階になって、「あれ?主人公、お前も死んでるはずやで?」っていうことで消されたんじゃあないかな。

でもそれを言うと “決闘後のゴーストに斬られた時だけ痛みが本物だ” ってシーンはどうなんだって話になっちゃうんですけどね。

 

さいごに

最後の最後まで頑張って観たのに
「結末はみなさんの想像におまかせします」エンディングはどうかと思いましたね。

高校教師かよ!

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