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とんこつ in 味千ラーメン

ひと月ほど中国に行っておりまして。
ブログネタができたので更新ですよ。

 

 

ずっと中国の会社かと思っていた味千ラーメン。
実は本社が日本にある、普通に日本のチェーン店らしいですね。
タイトル忘れたけど、なんかのTV番組で日本のとんこつラーメンが食べられると紹介してました。
一風堂よりもはるかに早くとんこつラーメンを海外に紹介していたとは!

 

で、中国では大きめの駅やショッピングセンター、ショッピング街に必ずと言ってよいほどあります。
たぶん中国での外資系ファストフード勢力図としては、、、

1.麦当劳 (マクドナルド)
2.肯徳基 (ケンタッキー)
3.味千ラーメン
4.吉野家
5.李先生 (本社アメリカの中華料理チェーン)
6.必胜客 (ピザハット)
7.賽百味 (サブウェイ)
8.汉堡王 (バーガーキング)

こんな感じかな。
そこそこの立ち位置を確保していて、そこら中にあります。

本当にそこら中にあります。

 


 

さて、そんな味千ラーメンに入ってみました。
この店はショッピングセンターの中にあり、店舗は結構おしゃれ。

 

メニューの写真は撮ってないんですが、ほぼ居酒屋です。
おつまみ系が最初6ページくらい、次にラーメン4ページ、炒飯やご飯もの4ページ、ドリンク類の順。

日本と違うのは、ラーメンは麺の重さが載っています。
基本220gで、女性向けのヘルシーそうなラーメンは200gとか。
替玉は60gで1玉無料。

 

 

そして注文したのはこちらの2品。

 

 

 

味千拉麺 29元 (約480円)
激辛牛肉炒飯 35元 (約570円)

席で注文してその場でお会計。
その後厨房へ注文が通り、数分後に商品が運ばれてきます。

 

まず激辛牛肉炒飯はマジで激辛で、ちょっと、、いやかなり厳しかったです。
牛肉は10個くらい?結構大きめのがゴロッとした感じで入ってて美味しかったです。

そんなことよりも炒飯の隣のメンマ、本場だからなのか、超うまいです。
日本では食べたことのない、今までの人生で食べたメンマの中で一番美味しいメンマだと断言できるレベル。
なんだろうこれ???

 

で、期待の味千ラーメンについては、、、

ラーメンスープは薄め。
ダシ薄めに塩分も脂も薄め。
日本のとんこつラーメンとは程遠いです。
味はもう、はっきり言うけど40点くらい。

 

けど、すごく重要な点が2つあります。

 


 

1.
断面が丸い、本当のちゃんとした拉麺式の麺でした。
日本のラーメンの麺は実は拉麺 (生地を好みの細さまで引っ張って伸ばす作り方) ではなく、生地をこねて切断する作り方。つまりうどんやそばと同じ製法ですね。
工場で大量生産するためにはうどん・そば方式で作るのがベストなんだと思いますが・・・。
で、味千のこの麺は拉麺式なのにシコシコした食感で腰があるという点。
(中国の正しい拉麺式で麺を作ると腰がある麺にするのは難しい)

拉麺式だとどうしても麺がスープを吸いずらくなるデメリットがありますが、それを差し置いてもこの食感は嬉しいです。
替玉にするとさらに固くておいしい。
もしこのブログ読者の方が中国を旅行する機会があるなら、わざわざ味千ラーメンを探して食べに行く価値のある麺です。

熊本本店の味千ラーメンを食べたことがないので分からないけど、日本と中国とでは麺を変えているはず。
中国市場に合わせるために苦労して作り上げられた麺じゃないかと感じました。

 

2.
塩分・脂肪分が気になる、健康に気を使う人でも心配せず食べれる味です。
スープはギリギリ許せるレベルの薄いとんこつスープ。
麺も塩をあまり使っていない、本場の拉麺。
他の中華料理に比べれば塩分は多めだと思いますが、それでもだいぶ減塩で健康的なラーメンです。

よく考えたら中華料理って塩味キツイ料理あんまりないもんね。
たぶん中国人はここまで薄くしないと通ってくれないんでしょう。

 

 

という感じで
日本のラーメンが有名になる、はるか以前から中国市場を切り拓いてきたパイオニア、味千ラーメン。
それは日本の製品や精神が素晴らしいからだとか、珍しかったからだろうとか、そういう話では全然なくて。味千ラーメンの人達が自分たちのポリシーは保ちつつも現地の人の好みの味を追求した努力のたまものなんだろうなあと感じました。
たぶん世界中にある味千ラーメン、国ごとに全部味が違うんじゃないかと思っています。
下手すりゃ中国国内でも東西南北の地域ごとに味を変えてるかもしれない。
今度どっかで見かけたら食べてみようっと。

 

客は若い男女が多くて、入ってきていきなりビール注文してる人が何人かいたので、やっぱり居酒屋的な感じは強いんだなあと思いました。

以上!

 


 

あ、期間限定で濃厚とんこつラーメンがあったみたいです。
また行こうと思ってたけど結局行くの忘れて食べられませんでした。

とんこつ in 博多風龍

用事があって都内の方に行ったので、ついでに秋葉原でブラブラ後ラーメン。

博多風龍っていうと昔は500円だった気がするけど今は650円に値上げしたんですね。
その代わり替玉が2杯無料になった、と。

たしか10年くらい前に新宿で食べて、安いけどスープが薄いという印象でした。

 

・・・以来10年ぶりの来店。

昔に比べると格段にスープが濃くなってて、かといって濃すぎたり臭かったりする事はなく意外にあっさりで万人受けする味でした。
美味しい。近所にあったら通うレベルですね。

 


 

ここで替玉についての変なこだわりを紹介。

とんこつラーメン注文時の麺の固さって何にしてますか?
僕は「ふつう」派です。
でも「固め」で注文します。

これには理由があって、
固さ注文とは、ゆで時間の長さを指定できるシステムです。
秒数変更しかできません。食べた人がどう感じるかは関係ありません。
「固め」だとだいたい「ふつう」より5~8秒程度短い茹で時間になります。

 

…でも実際にゆであがった麺って、そのままでは出てきませんよね。

1.丼の中に入れて
2.麺を馴染ませて、向きを揃えて
3.海苔やチャーシューやらの具を乗せて

その後、ようやく運ばれてきます。

ここが重要!!

上の1~3の工程で、10秒はかかります。店やメニューによっては20秒とか経過してる場合もあります。
熱々のスープに浸かっている間も麺はどんどんのびていきますから、
麺の向きを揃えたり具を乗せる工程でかかった秒数ぶん、麺はのびています。

つまり、自分が注文した固さより最低でも1段階は柔らかい麺になってしまっています!

 

なので、「ふつう」の固さが好きな場合は初回注文時に1段階固い「固め」で注文し、
あとの替玉は「ふつう」で注文すると、両方を似た固さで食べられる。というわけです。

 

…以上、変なこだわりでした。

とんこつ in ばんから

無性にとんこつラーメンが食べたくなったので、ばんからへ。

食券買う時にバイトの女の子が「+200円でお得な〇〇が~」みたいなおすすめ紹介してくれるのが徹底されてますね。
女の子がにこにこしてて可愛いから月イチくらいで行ってしまう・・・。
僕は単品でしか注文しないけど、乗せられてセット注文しちゃうお客さんも多いみたいですね。

ただ、ばんからラーメンは個人的に好きじゃない。
とんこつラーメンのスープはかなりレベル高いと思います。