中国物産店で買ったカップ麺を食べたのでレビューするよ!
粉という漢字は、小麦粉とかの粉の意味もあるけど、料理名だと「デンプンで作られた様々な形状の食べ物」を指す場合が多い。要は春雨だね。これが食にどん欲な中国人にかかると太かったり平たい形状だったりして、いろんな食感とそれに合う醤を作っちゃう。
(ちなみに面は材料が小麦粉)
作り方は、春雨と調味料を容器に入れて、お湯を注いで4~6分待つ。と。
なるほど。じゃあさっそく作ってみよう!
で、全部中身を出してみるとこんな感じ・・・。
多くね?
作り方が不安になってきた。
もう一度確認。
本当に全部容器に入れて良いの?
後入れとかないの?
・・・作り方は、春雨と調味料を容器に入れて、お湯を注いで4~6分待つ。と。
うん、さっきと同じこと書いてますわ。
こりゃダメだ。
中国語の作り方を読もう!
なになに、春雨と調味料を容器に入れて、お湯を注いで5~8分待つ。と。
同じこと書いてますわ。
てか、待ち時間が違う!どっちや!?
でもこれは想像がつく。日本人は麺料理は固めが好きだから翻訳者が気を遣って短めに書いたんだ。おそらく。
じゃあ全部入れるよ?
本当に全部入れるよ?
お湯入れて6分待ってみた。
なかなかイケそうな感じ?
平打ちのちょい太めな形状だね。
結果
評価 95点
理由:辛すぎる!を上回る新感覚のうまさ!
これは正式に謝罪します!
春雨のポテンシャルをなめてました!
営業時代、先輩にカンボジア料理店で食べさせてもらったカニ春雨炒めっていう料理。
あれはカニのうまみを春雨がギュンギュン吸い込んでて、味がとにかく美味かった。
で、今回の春雨で感じたのは、うまみを吸うだけじゃない春雨。食感の春雨。
つまり春雨には小麦粉では到底出せない食感があるということ。
なんというかね、唇に触った瞬間に美味い。すごい触感。
唇が美味さを感じてる。むっちりとしてて、色気のある感じ?
小麦の麺がガッシリした男だとしたら、春雨は繊細で色気のある大人の女。
味は看板通りに酸っぱ辛くて美味い。食べ進めると辛すぎて結構きつい。
でも唇で触れるこの太い春雨が快感で、どんどんいっちゃう。
噛むと麺に弾力があって押し返してくるんだけど、この弾力が太麺のラーメンや讃岐うどんとは全く違う種類で、噛むのも新しい体験で本当に気持ち良い。官能的。気持ち良くて美味い。
もし見かけたら買って食べてみてほしい。
※AIに酸辣粉の事を話してみたら
「食べれました?辛かったでしょ!有名な四川料理ですよ!」
て言われてびっくり。四川料理だったのか!