書くだけ書いてアップするの忘れてた。
年始映画のレビューね。
ざっくり言うと、
7か月前に女性がレイプされて焼き殺されるという事件が起きたんだけど、警察はやる気がなく犯人をいつまでも逮捕できない。「どうせ犯人は州外のヤツだろ。無理無理」と、はなから犯人を捜そうともしない。そんなアホな警察に対して怒っている母親と、この事件の担当の巡査 (刑事じゃなく巡査レベル) の話。
テーマは、
疑心暗鬼に陥ると大切なものを失う。
こんな感じかな?
登場人物全員、犯人に対して怒るべきなのに母親は警察に。
尊敬する警察署長をバカにされた住民は母親に。
憎しみをぶつけあって足の引っ張り合いをしてる。
以下ネタバレあり感想。
犯人はあいつで間違いないはず。
根拠は署長の「よくやった。お手柄だ」という発言。
『お手柄だ。ただし、相手は軍人だから逮捕できない。諦めろ。』
でしょ。 (たしかそう言ってたよね)
事件当時は国内にいなかったって言ってるけど、アリバイの時間もおかしいし。9か月前帰国なら国内にいたんじゃん。
それにもし犯人じゃあないなら
『クビにしたあとまで警察ぶってもめ事を起こしやがって。しかも軍人相手に!』
という内容の会話になってたはず。
だから母親と一緒に殺しに行って問題ない (あるけど)
でもこの巡査、ドアホだから気付かないんだろうなぁ。
個人的にインド映画は「きっと、うまくいく」でかなり評価が上がってた。
あのストーリー、構成力、インドが抱える社会問題をネタにしつつも説教臭くならず、あくまで楽しく、そしてなによりラストシーンの美しさ。観終わった後で観て良かったなあと思える映画。まさしく100点にふさわしい映画だった。
で、その「きっと、うまくいく」を超えてインド歴代1位の興行収入と聞けば黙っちゃいられない。何が何でも観に行かなきゃ。とは言っても、真冬に新宿まで行くのは寒いし遠い。柏のキネマ旬報シアターならバーフバリ1と2を連続で観れるみたいだけど、朝9時~と夜19時~は厳しい。
ということでブルーレイ購入。
ただ、、、これは、、、
あんまりかなあ・・・。
ロボットやマッキーのようなインド映画独特のトンデモヒーローっぽくなりそうなんだけど、あそこまで爆発してないし、ストーリーも山場がなくストレスに耐えるのみになってる。唐突に過去シーンが始まり、そのまま終わるという「なんだこれ?」感も慣れなかった。
「枠にとらわれないインド映画らしいでしょ?」
と言われればそうなのかもしれないけど、後編観させる前提で作られてる映画は好きじゃない。シリーズものでも1作品ごとにきちんと完結してほしかった。
続編は、、、スカパーやamazonプライムに来たら観る。
ただし滝を登るシーンの映像やダンスシーンはすごくきれい。
インド映画は自然の美しさを撮らせたらダントツでうまい。本当にすごい。
こんな感じ。
早くレディ・プレイヤーワン観たい!
でも用事があって観に行けるのは日曜以降になりそう。