初めてライギョを釣った話

お盆の頃の話なんですが、実はライギョを釣ってました。

その日はナマズを求めて田んぼの用水路の横の道をバイクで走ってたんですよ。
そしたら信号で止まってた時に用水路からゴボゴボっと大きな泡が上がったのが見えたので、急いで用水路の橋まで行きミミズを垂らした結果がこのライギョでした。

 

大物釣るのは今回が初めてで、すぐにファイトを諦めてくれるライギョで良かったです。
ライギョじゃなかったら間違いなく糸を切られて逃げられてました。
引き上げた後、なんか怖かったので口は触らずエラに手を突っ込んで移動させたんですが、もし口に手を突っ込んでたら指とサヨナラしてたかもしれないとか。
ライギョコワイ!

絞め方とかさばき方とか、そもそも泥抜きをするかどうかもよく分からないので、とりあえず家に持って帰って風呂に入れました。

 

ライギョ、、、デカい!
隣にいるのはその日釣れたフナかコイです。
川魚は初めてだったのでよく分かってません。
次の日にはライギョにかじられてお星様になっていたので、庭の木の下に埋めました。

 

泥抜きはしなくても良いみたいですが、連れた場所が田んぼの横の用水路だったのでとりあえず1週間ほど風呂に浸かってもらいました。
水は毎日朝と晩に入れ替えてあげて、釣れた時の泥臭さは無くなったのでさばくことに。

 


 

さばく前の計量タイム

 

大きいし重いし暴れるし牙が生えてるし、これが限界・・・。
メジャーに乗せるなんて絶対無理!

 

66cm 2.4kg (うち可食部1kg)

さばいて皮はいで4つのサクに切り分けて、
1つはフライ (写真無し)
1つは西京焼き (写真無し)
2つは水煮魚
の3種類の料理になりました。

でもそんないっぺんに食べきれないので、当日フライ、次の日に西京焼き、残りはいったん冷凍して水煮魚は後日作ろうかなと。

※水煮魚は姉夫婦が中国で駐在員してた頃に食べさせてもらった四川料理で、感動するレベルで美味しいと感じた魚料理です。

 


中国で食べた水煮魚 (理想)

うちで作った水煮魚 (現実)

水煮魚は四川料理好きな人からすればメジャーな料理で、日本国内の中華食材店でも水煮魚の素を売ってるほど。 (ただしめっちゃ辛い)

 


 

結果

 

評価:90点

かなり美味しかった。

まず身の弾力がすごくて、フグと鶏肉の中間くらい。
味は淡白なのでタラと比べるのが妥当ですが、タラとは全然別物。
タラより水っぽさが無く圧倒的に旨味が凝縮されてる感じです。
あと少しくらい火を通し過ぎてもパサパサにならないのもすごい。

臭みは全くありませんでした。

 

料理別の評価としては、
フライは小骨も無く普通に美味しくいただけました。
フグの唐揚げに近いと思いました。
次回釣れたらフィッシュアンドチップス作ってみたいです。

西京焼きは、締まった身に味が入り込んでしょっぱかったです。しょっぱさを懸念して水洗いした後で焼いたのにしょっぱかったです。
これはタラみたいな水っぽい身の魚の方が向いてると思いました。

水煮魚は冷凍のせいで若干固くなったけど、それでも弾力があって美味しかったです。
辛いスープにも負けない存在感で旨味が強い。たぶんしゃぶしゃぶや炒め物でもいけそうな気がしました。

 

タラが 100gあたり198円 と考えると、
今回のライギョは 100gあたり398円 くらいでしょうか。
スーパーでサクが売られてたら喜んで買うレベル。
100g 498円でも買うかなあ・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください